転職の面接でよく聞かれる質問と回答のサンプルを徹底網羅。質問の狙いと回答のポイントを詳しく解説しています。

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この業界は今後どうなると思いますか

応募企業のことにとどまらず、業界全体の動向について聞かれることもあります。
仕事全体を把握せずに、目先の仕事ばかりを考えていると難しく感じるでしょう。
しかし、本当に長く続けていきたい仕事であれば、
その業界の中で今後何が大切になってくるかということにも、常にアンテナを張っているはずです。
企業も業界の動向を先読みして戦略を考えるのですから、
この質問に答えられなければ、自社の戦略を理解できないと思われても仕方がありません。
自分が今いる、またはこれから入ろうとする業界の未来に関心を持つことが大切です。

質問のねらい
自分の仕事だけでなく会社の仕事全体を見る視野があるかチェックする。
業界の動向に応じた行動が取れる人かをチェックする。

今後売れる商品やサービスは何か

どう答えたらよいか分からない質問に思えますが、
今後この業界で生き残っていくためにはどうすればよいかを考えましょう。
つまり、「今後はこういう商品のニーズが高まってくる、その理由は……」という答え方です。
あるいは「こういう会社は今後は生き残れない」といった内容でもよいでしょう。
回答のためだけではなく、常に新しい情報を探す姿勢を持つことが大切です。
表面的な回答では突っ込まれたときに答えられません。
今からでも業界の動向を詳しく調べましょう。
仕事に関する専門誌などから、最新技術などの記事が見つかることもあります。

回答のポイント
どんな商品やサービスが今後求められるかと、その理由を言う。
そのための戦略を提案する。

回答例

食品メーカー : 健康食品への関心が高まる
健康食品には今後ますます多くの人が関心を寄せてくると思います。
投薬や手術などに頼った対症療法から、
未病の段階で発症を防ぐ予防医学が浸透してきているからです。
しかし、健康食品に頼るのではなく、やはり運動が大切だという考えが一般的です。
そこで、今後はエクササイズの効果を増進させるような健康食品のニーズが高まってくると思います。
受験産業 : 従来の学歴主義を引きずらない
少子化の影響で、受験業界には逆風が吹いています。
ただ、学歴社会の崩壊により、有名大学卒というバッジのための受験ではなく、
人間らしい魅力を育てる学校選びが大切だということが、
子どもや親御さんの間にも浸透してきているように感じます。
単に偏差値を追及するだけの学習ではなく、日曜日に実験教室を開いたりして、
本当の知性を育てられる学習塾が今後必要とされてくると思います。

こんな回答をしてはダメ!

今後ますます栄えていくことでしょう。
「無知は至福なり」の実証でしょうか。
強い者だけが生き残っていくと思います。
その「強い者」とはどんなものなのかを聞かれているのです。
御社はやや保守的なところがあるので、そこを変えれば生き残れると思います。
応募企業の批判になっています。
自分が入社して良い方向に持っていくつもりでも、反感を持たれれば不採用でしょう。