転職の面接でよく聞かれる質問と回答のサンプルを徹底網羅。質問の狙いと回答のポイントを詳しく解説しています。

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この仕事を選んだ理由は何ですか

この質問も志望動機そのものですが、会社よりも仕事内容に重点を置いた聞き方です。
その仕事をどの程度理解しているか、
単なる興味や憧れだけで仕事を選んでいないかをチェックする質問です。
経験を積んでいる応募者よりも、未経験またはキャリアの浅い人によく聞かれます。
熱意や夢ばかりを語り、仕事の実情を理解していないと判断されれば不採用になります。

質問のねらい
仕事内容の理解の度合いをチェックする。
応募者が持っている経験や能力が当社の仕事にどう関連するかをチェックする。

仕事の理解と前職との関連性を話す

やる気や熱意も大切ですが、この質問では仕事への理解と、
今までの経験との関連性が重視されています。
経験がある場合は、前職での経験が入社後の業務にどう役立つのかを説明すれば、
その仕事を選んだ理由を納得させることができます。
未経験の場合も、少しでも関連のある経験を挙げて、それがどう役立つのかを説明します。
その際にはもちろん、応募先の仕事内容の詳細な研究が不可欠です。
仕事内容を詳しく知らなければ、自分の経験との関連性も説明できません。
採用側が求めているのは、応募者の個人的な興味や憧れではなく、
応募者のどのような経験が当社の仕事に役立つかなのです。

回答のポイント
その仕事を十分理解していることを伝える。
前職の経験が役に立つことを具体的に伝える。
未経験の場合は、応募する職種と関連する技術や能力をアピールする。

回答例

類似性を見出す
前職は環境調査員だったため、さまざまな実験方法の知識やデータの分析力だけでなく、
健康に関する知識も豊富です。
この冷静な分析力と豊富な関連知識は、
食品メーカーの品質管理においても役立つと思って、この職種を選びました。
お客様からクレームがあった場合も、どの工程に問題があったのかを的確に分析し、
今後の防止に役立てると思います。
より専門性の高い仕事へ
大学時代から心理学の研究をしていて、人の心の動きを読み取るのが得意です。
現在の営業の仕事でもその経験は生きていると思うのですが、
どちらかというと度胸や体力といった面が重視されやすいのが難点でした。
今後はじっくりと人と会話をして、本当にお客様のあるべき未来とは何かを考えるキャリアコンサルタントになりたいと思いました。
未経験でも共通部分を探す
前職はプログラマーでしたが、機能仕様書や画面遷移図など、
数多くの文書を作成しているうちに、書くことを専門に仕事をしたいと思うようになりました。
そこで適職だと思ったのがコピーライターです。
プログラミングで上達した論理的思考を生かし、かつ読者の思いも考慮しながら、
短い文章で必要なことを的確に伝えられるような記者になりたいと思います。

こんな回答をしてはダメ!

残業が少なく、プライベートと両立できるからです。
楽な仕事を望んでいることが明白です。
プライベートを重視する思いが伝わった時点で不採用になると考えましょう。
友人がこの仕事をしていて、「いいなあ」と思ったからです。 (終)
なぜ良いと思ったのか、仕事内容をもっと調べて明確にしなければなりません。
家族が勧めてくれたからです。
自分で仕事を決められない人と判断されます。
子どものころ通っていた水泳スクールのインストラクターがかっこよかったからです。
「自分もかっこいい水泳インストラクターになりたい」ということでしょうが、
単なる憧れで仕事を選んでいることが伝わります。
少し嫌なことがあると、すぐに辞めてしまうでしょう。
英会話が勉強できるからです。
会社は学校ではありません。
これしか取り柄がないからです。
あまりにも投げやりな回答です。
「私にはこの仕事しかない!」という強い意志をアピールしましょう。