転職の面接でよく聞かれる質問と回答のサンプルを徹底網羅。質問の狙いと回答のポイントを詳しく解説しています。

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前の会社ではどんな仕事をしていましたか

前職の仕事内容については、職務経歴書に詳しく書いたはずです。
しかし、職務経歴書はじっくりと時間をかけて作成するものなので、きれいなことはいくらでも書けますし、その気になれば嘘も書けてしまいます。
そこで実際に応募者自身の口で言ってもらい、その話し方や表情から、どれだけ真剣に仕事に取り組んできたか、職務経歴書の内容が単なる飾り言葉になっていないかなどをチェックするのです。
もちろん、職務経歴書だけでは分からない詳細な仕事内容なども突っ込まれます。
前職の仕事内容は、応募者がどんな人であるかを決定づける最大要因です。

質問のねらい
どんな仕事ができるかをチェックする。
職務経歴書と実際の仕事内容に大きなギャップがないかを確かめる。
職務経歴書の内容をさらに詳しく確認する。
自社でやっている仕事に結びつくかをチェックする。
説明能力をチェックする。

応募企業に役立つ仕事を具体的に話す

経験してきた仕事が多種類ある場合は、どれを話すか迷うこともあるでしょう。
すべてを話したのでは、ひとつひとつが印象に残りませんし、一貫性も感じられません。
やはり応募企業に関連の深い仕事に絞って話すのが鉄則です。
どんな仕事をしてきて、どんな能力が上達したのか、またどんな実績を上げたのかを具体的に語れば、面接官に分かりやすく伝わり、印象にも残りやすくなります。
伝わった能力が「当社で役立つ!」と思われれば、採用の可能性はぐっと高くなります。

回答のポイント
応募企業に関連の深い仕事を重点的に話す。
仕事の総称で終わるのではなく、具体的に何をやっていたかを語る。
数字や固有名詞を入れて印象に残りやすくする。

回答例

ファームウェアのデバッグ
携帯電話の組み込みソフトのデバッグをしていました。
開発言語は Java です。
担当していたのは、主にメールやインターネット接続などの通信に関わる機能です。
特にネット接続では、ダウンロードした画像や音声がブラウザ上で正しく表示されるかを確認するために、100通り以上のファイル形式をテストしたこともあります。
開発言語の上達だけでなく、画像や音声などのコンテンツの仕様や、それらの互換性なども研究することができました。
健康本の一部を執筆
健康本出版社でライターの仕事をしていました。
1冊の本を5~10人程度で分担して完成させるものです。
担当していた分野は、難聴、めまい、耳鳴りといった耳の病気の治療法です。
中医学を基盤とする治療法の記事を書いてきました。 (実物を見せるとよい)
ホームページのテンプレートを作成
Web制作会社でデザインテンプレートの作成を担当していました。
最新の HTML5 と CSS2.0 でコーディングし、
開発環境は Dreamweaver と Photoshop 、および Illustrator も使っていました。
相手先は法律事務所や税理士事務所などのため、
飾り気があるものよりも、シンプルなビジネススタイルのデザインを多く作成しました。

こんな回答をしてはダメ!

営業の仕事をしていました。 (終)
そんなことは職務経歴書を見れば分かります。
より詳細に具体的に説明して下さい。
事務機器の点検・修理をしてきました。 (終)
これも説明不足。
事務機器といっても、コピー機やファックス、シュレッダーなど、多くの種類があります。
どんな機器をどのように点検・修理してきたのかを言いましょう。
一般事務、経理、接客など、幅広く担当していました。
多くの種類の仕事を羅列したのでは 一貫性がなく、
何をやっても中途半端という印象を与えます。
最も力を注いだ仕事に絞ってアピールしましょう。
雑用が中心でした。
こんな後ろ向きな回答では、仕事に対する姿勢を疑われかねません。