転職の面接でよく聞かれる質問と回答のサンプルを徹底網羅。質問の狙いと回答のポイントを詳しく解説しています。

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前の会社での実績を聞かせてください

経験の長い応募者によく聞かれる質問ですが、
まだ数年の若い応募者でも、「前の仕事で自分なりに達成したことは何ですか?」のような形で聞かれることがあります。
実績を尋ねることで、その応募者が会社のどの部分で役立っていた人かを、
より正確に知ることができます。

質問のねらい
応募者がどれだけ会社の利益に貢献できる人かを判断する。
応募者がどんな役割を持っていた人かを判断する。

「ひとつの仕事をこれだけやり抜いた」という実績を語る

具体的な数字が思いつかない人にとっては、一見非常に厳しい質問に思えます。
しかし、この質問はダイレクトに売上○%アップという実績を伝える必要はなく、
どれだけ自分の仕事をこなしてきたかをアピールすればよいのです。
たとえ、毎日が決まった仕事の繰り返しで、雑用程度に思えるような場合であっても、
それを毎日繰り返さないと会社の仕事は成り立たないのですから、立派な実績です。
つまらない仕事、1人でコツコツとやっていた仕事、誰にも見向きされないような仕事の中に、
あなた独自の実績が眠っていると考えましょう。

回答のポイント
成果ばかりを強調するのではなく、どのようにして成果を上げたのかに重点を置く。
どんなに小さな仕事でも、具体的に貢献できたことを自信を持って言う。
会社の利益に直接結びついていなくても、ひとつひとつの目標を堅実に達成していたことが伝われば評価される。

回答例

新装版で売上アップ
過去に発刊された書籍の新装版を企画し、デザインを一新することで、
発行部数を約2万部アップさせ、さらに新刊の売上も約5%増加させました。
通常、新装版の企画は通らないのですが、本の著者と親密なコンタクトを取ることにより、
著者の賛同も得られて、このような実績を挙げることができました。
毎日のルーチンワークの正確性をアピール
運送会社で毎日1000枚以上ある大口顧客の伝票を地方別に分け、
それぞれの枚数と金額をまとめて入力する作業を続けていました。
この仕事を約2年担当していますが、仕分けミスや計算ミスなどはなく、
スピードも速いということで、運送代請求がスムーズにいくことで評価されました。
自分しか持っていない小技で業務効率を上げた
一般事務でアルバイト社員の勤怠や給与の入力・計算をやっていましたが、
用意されたエクセルのフォーマットが不便で、入力に時間のかかるものでした。
そこでマクロを使ってプログラムを作り、面倒な作業を自動で行えるようにしました。
これにより、新しく入ってきた事務社員も簡単に入力できるようになり、
仕事にかかる時間を半分程度に短縮することができました。

こんな回答をしてはダメ!

売上50%アップで表彰されました。 (終)
単なる自慢話で終わっては意味がありません。
どんな努力をしたのか、どんな方法を使ったのかを語りましょう。
去年課長になりました。
昇進自体は実績ではありません。
自分の関わっているプロジェクトが社内トップの売上を達成しました。
プロジェクトの実績ではなく、あなた自身の実績を問われています。
一生懸命仕事をしてきました。
誰でも言えるまったくの精神論です。
パソコンスキルを身につけました。
自分の能力ではなく、会社に与えた利益を聞かれています。